ここでは、当院で取り扱っているクラウン(かぶせ物)の種類について記していきます。
オールセラミッククラウン
オールセラミッククラウン
その名のとおり、すべてセラミック素材で作られたクラウンです。当院では熟練した技工士との連携のもと、ドクターと患者さんと技工士が3人で納得するまで十分に話し合った後に、出来上がった歯をセットします。
セラミック素材には、ジルコニアやe.maxといった素材を使います。
費用:13万円(税別)
当院での症例
20代女性。叢生(がたがたの歯並び)が汚いのを治したい。上下6本をオールセラミッククラウンで修復。
▲費用:13万円×6=78万円(税別)
メタルボンドクラウン
メタルボンドクラウン
金属のキャップにセラミック(ポーセレン)を焼き付けたクラウンです。歯に対するフィット感は高いので、まだまだ多く使われているセラミックのクラウンです。
当院では単冠のメタルボンドに加え、メタルボンドブリッジによる見た目や咬み合わせの修復もよく行っています。
費用:10万円(税別)
当院での症例
40代男性。過去の入れたクラウンの歯ぐきが下がってきて根元の部分に歯石が付いていました。
上下28本をすべてメタルボンドクラウンで治しました。
▲費用:10万円×28=280万円(税別)
ハイブリッドクラウン
ハイブリッドクラウン
内面の金属の表面に、白いハイブリッド素材を貼りつけているタイプのクラウンです。
この素材は「ハイブリッドセラミック」とも呼ばれていますが、あくまでも超高品質のレジン(プラスチック)であるので、オールセラミッククラウンと比較すると耐久性は少し劣りますが、弾性があり、自然な噛みごごちとなるため、奥歯の修復にはよく使用されます。
費用:8万円(税別)
ブリッジ
前装冠のブリッジ
セラミックのブリッジ
1本1本の歯を連結させたクラウン(かぶせ物)がブリッジです。前述で紹介した、オールセラミック、メタルボンド、ハイブリッド等の方式を用いて、キレイで耐久性の高い前歯や奥歯のブリッジをお作りいたします。
- 前装冠3連結ブリッジ:24万円(税別)
- セラミック3連結ブリッジ:39万円(税別)
セラミック治療の治療内容・リスク副作用など
ここでは、医療広告ガイドラインに基づき、歯科治療におけるセラミックインレーやオールセラミッククラウン等の詰め物・被せ物のセラミック治療についての治療内容・リスク・副作用について記述いたします。
治療内容・このようなケースに
虫歯治療後もしくは見た目の問題で歯を白くしたい場合など、歯の一部または大部分を失った場所に対してセラミック素材の詰め物・被せ物を接着して見た目・咬み合わせの回復をはかる治療方法。
- 虫歯治療後の詰め物・被せ物を白く希望される場合
- 現在の金属の詰め物・被せ物が取れたり欠けたりして、再治療に白い物を希望される場合
- 現在の金属の詰め物・被せ物に問題はないが、見た目を自然に白くしたい場合
- 金属アレルギーのある方、または心配な方に
- 現在の詰め物・被せ物・ブリッジに違和感・不調のある方などに
- 歯茎との境目が黒ずんで気になる方に(メタルタトゥー)
健康保険と自費の適用について
セラミック治療は、自費診療となり健康保険対象外です。
未承認医薬品、医療機器等の使用の有無
当院では、セラミック治療において国内で承認されていない未承認医薬品、医療機器等を使用しておりません。
リスク・副作用
- 金属単体のインレー・クラウンより若干、歯の体積を削る量が多いことがあります
- 個人差により、ごく稀に欠けたり壊れる可能性があります
- 事前に神経の処置(根管治療)や土台(コア)の処置が必要となることがあります
- 咬み合わせ・歯ぎしりの強い方は、破損防止のためにマウスピースをおすすめすることがあります